考え方を変えながら疲れに対処していこう

疲れを感じたときは十分な睡眠をとることが推奨されています。しかし仕事や家事でやらなければならないタスクがたくさんあると、睡眠のためにまとまった時間を割くのが難しいです。そんなときは、物事に対する考え方や人との接し方を変えながら疲れに対処していきましょう。

仕事では本音と建前をいかに上手く使い分けるかが重要になります。この使い分けが上手くできずに建前の比重がかなり重くなると、人は疲れを感じるものです。だからといってビジネスの現場で本音の比重を重くするのは、リスクが高いといえます。

たとえばあまりにもミスの多い部下に対して、あなたの能力は低すぎる、という本音を言ってしまったら言われた本人だけでなく職場全体の空気が凍りついてしまいますよね。そのため、仕事はスピーディーだけどちょっとミスが多いかな、という声をかけて建前で部下に接することになるのです。

この状況では、建前で接するのは自分の役割だと考えるようにしましょう。本音をストレートに言わないことで、職場の秩序を守るという先輩社員としての役割をちゃんと果たせているのです。本音を押し殺しているのではなく、自分の役割を果たしているという考え方をすれば、疲れが軽くなるはずです。こうした仕事に関する疲れの対処法は「仕事疲れた」を解消するRefreshマガジンにも掲載されているので、チェックしてみてください。

また、家事においてもパートナーのほうが忙しいからといって、自分で抱え込んではいけません。忙しいパートナーに家事を頼んではいけないと思うのは、単なる思い込みだといえます。

人間というのは人に頼られると喜びを感じるものなので、思い切って家事をお願いしてみましょう。パートナーも家事をしてくれたら肉体的な疲れが軽減されますし、助けてくれる人の存在を実感できて精神的にもラクになれるでしょう。